バックアップ

バックアップは、データを失っても復元できるように、別の場所へ複製を保管しておく備え。

バックアップ のアイキャッチ図解
まずは、こう考えるとつかみやすいです。

バックアップは、大事な鍵をなくしたときのために作る「合鍵保管」。

ひとことで言うと

バックアップは、もしもの事故に備える「データの保険」。

壊れたあとに慌てるのではなく、先に復元できる状態を作っておく。

たとえ話でもう少し詳しく

家の鍵を1本しか持っていないと、なくした瞬間に家へ入れなくなる。

だからふつうは、合鍵を作って別の場所に保管する。 バックアップも同じで、元データとは別の場所にコピーを置いておくことで、障害や誤削除が起きても戻せるようにする。

よく出る場面・使いどころ

  • サーバー障害でデータが読めなくなったとき
  • 誤操作でファイルを削除してしまったとき
  • ランサムウェアなどで改ざんされたとき
  • システム更新後に不具合が見つかったとき

実務で気にするポイント

  • 復元手順まで含める
    • 取るだけでは不十分。戻せることを定期的に確認する
  • 世代管理
    • 最新1つだけでなく、複数世代を残しておく
  • 保管先の分離
    • 同じサーバー内だけだと、同時に失うリスクがある
    • オブジェクトストレージ のように、別系統の保管先を使うと分離しやすい
  • 取得頻度の設計
    • 失って困る時間幅(RPO)を基準に決める
    • cron などで自動化し、取り忘れを防ぐ

注意: バックアップは「作業」ではなく「運用」。自動化、監視、復元訓練まで回してこそ本当に役立つ。