ひとことで言うと
ログは、システムで起きた出来事を時系列に記録したファイルです。
エラーが起きたとき、原因を調べるための最初の手がかりになります。「いつ、何が、どうなったか」を後から追えるようにしておく仕組みです。
たとえ話でもう少し詳しく
ビルの受付には来訪者記録簿があります。
- 何時に誰が来たか
- どの部屋に向かったか
- 何時に帰ったか
後からトラブルがあったとき、記録を見ればいつ頃から様子がおかしかったか分かります。ログもこれと同じで、サーバーやアプリケーションがやったことを逐一書き残します。エラーが出た時刻、アクセスしたユーザー、どの処理で止まったか、といった情報が自動で積み上がっていきます。
よく出る場面・使いどころ
- Webサイトにエラーが出たとき、原因の時刻や内容を調べるとき
- 不正アクセスがあったか確認したいとき
- 処理が遅くなった箇所を特定したいとき
- 定期処理(cron)が正常に動いたか確認するとき
似た言葉との違い
実務で気にするポイント
- ログは日々増えるため、古いものを自動で削除するローテーション設定が必要
- エラーレベル(情報・警告・エラー)を分けて記録しておくと調査が速い
- 個人情報やパスワードがログに出力されないよう設計段階から注意する
- バックアップの対象にログを含めるかどうかも運用方針として決める
注意: ログが残っていても、保存期間が切れていたり、ローテーションで消えていたりすると後から調べられません。「いつまで残すか」を先に決めて設定しておくことが大切です。