ひとことで言うと
VPN(Virtual Private Network)は、インターネットという公道の中に「見えない専用トンネル」を作り、通信を外部から盗み見されにくくする仕組みです。自宅や外出先から会社のシステムに安全につなぐために広く使われています。
たとえ話でもう少し詳しく
宅配便を普通の道路で運ぶと、誰でも荷物の外側を見られます。VPN は、その公道の中に透明なトンネルを掘るイメージです。
- トンネルの中の荷物は、外から見えにくい
- トンネルの出入口(自分の PC ↔ VPN サーバー)は鍵がかかっている
- 外から見ると「どこへ運んでいるか」も分かりにくい
会社のネットワークにつなぎたいとき、このトンネルを経由することで、社外から社内のファイルやシステムへ安全にアクセスできます。
よく出る場面・使いどころ
- テレワーク中に社内のシステムやファイルサーバーへアクセスするとき
- カフェや空港などの公共 Wi-Fi で通信内容を保護したいとき
- 本社と支社など、複数の拠点間をセキュアにつなぐとき
- 海外拠点から国内のサービスへ接続する必要があるとき
似た言葉との違い
実務で気にするポイント
- VPN を使っても、接続先サーバー以降の通信は別途守られている必要がある
- 会社支給の VPN クライアント以外を勝手に使うと、セキュリティポリシー違反になることがある
- 通信が VPN を経由する分、速度が落ちる場合がある
- VPN サーバー自体が攻撃対象になるケースもあるため、アクセス権限の管理が重要
注意: VPN は「通信が完全に安全になる魔法」ではありません。VPN の先のサービスに脆弱性があれば、そこから侵害されます。あくまでも通信経路を保護する手段のひとつです。